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【大須オフィス】家族や周りのみんなを幸せにしたい―名古屋スタートアップ株式会社若目田さんにインタビュー!

大学生のときに起業した著名人と言えば、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏やFacebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏。日本では現ライブドアを創業した堀江 貴文氏も有名ですよね。実は、バーチャルオフィス名古屋の利用者にも、大学生起業家がいます。それが、今回インタビューを引き受けていただいた若目田 大貴さんです。学生の企業に対する意識が徐々に高まりを見せる今、若目田さんが起業に至った経緯や今後の展望を、熱く語って頂きました。

若目田 大貴(わかめだ まさき)

1994年生まれ。栃木県出身。名古屋・タイ・東京のベンチャー3社を経て2015年4月にフリーランスライター・編集者へ。現在は名古屋外国語大学4年生で、在学中の2016年に名古屋スタートアップ株式会社を設立。名古屋のスタートアップ情報を配信するニュースサイト『Nagoya Startup News』、ボウサイ×テクノロジーをコンセプトに発信するWEBマガジン『SAIBO TECH』など複数のメディアを運営する。


――学生起業家なんですね!

今は大学4年生で、3年生のときに起業しました。現在メインで運営しているWEBメディアの『Nagoya Startup News』は、起業する前に立ち上げたものです。最初はブログ的に始めたものですが、見てくださっている方が多かったので、しっかりとしたビジネスとして始めようと思ったので起業しました。社会的な信用を得るためにも、「会社」という形をとった方が良いと思ったのも理由です。

『Nagoya Startup News』のスクリーンショット

――なぜWEBメディアを立ち上げようと思ったのでしょうか?

大学在学中に名古屋で仕事をしようと思い、フリーランスでライターをやっていて、当時は学生にしてはそれなりの報酬をもらっていたんです。でもこれをずっと続けるのもつまらないし、名古屋で自分に何かできることはないかと思い、メディアを立ち上げることにしました。タイと東京のスタートアップ企業でインターンとして働いていたことがあるのですが、東南アジア・東京に比べると、名古屋は圧倒的に情報が少ないんです。この情報格差をなくしたいと思ったのがきっかけですね。

――なぜタイでインターンを?

私が在学している名古屋外国語大学では、海外に留学したり、ワーキング・ホリデーに行ったりしている人が多いんです。自分も、大学在学中に海外で仕事をしようと思って。英語を専攻していましたが、あえて英語圏以外の国へ働きに行くことを選びました。大学1年生のときには、流暢ではありませんが英語は大体話せるようになったので、自分の使えない言語の国へ行こうと思い、それなら東南アジアだなと。あっせん業者の方に、その中でも一番厳しいところを紹介して欲しいと頼んだら、タイのITベンチャーを紹介していただきました。もう二つ返事でしたね。

――そのチャレンジ精神が凄いですね! タイではどんなお仕事をされていましたか?

タイ人向けの習い事教室予約サービスの広告営業をしていました。月額料金で語学学校やフィットネスクラブに通い放題の習い事教室だったので、フィットネスクラブに飛び込みで入り、トレーナーの方にタイ語で声をかけて。もちろん、タイ語を使いこなせる訳ではなかったので、英語やボディランゲージを織り交ぜながら喋っていました。

――バイタリティが溢れてますね。

それでも、タイにいる間は本当にお金がなかったので、ローカルの屋台で食事をすることが多くて。タイにいる期間の3分の2はお腹の調子が悪かったですね……。

――無事に帰国できたんですね。

そしてWEBメディアの立ち上げに至る訳です。でもライターになったのは、タイにいたときなんですよ。せっかく海外にいるので、いろんな情報を発信したいと思ったのがきっかけです。当時ブログを書いていたら結構評判が良くて、日本人から仕事をもらったり、インターンの夜の空き時間や休日を利用して、記事を書いたりしていました。ライターという職業のどこに魅力を感じたかというと、自分の書いた記事が読者を「行動」に導けるところです。例えばカフェの記事を書いて、それを見た読者が実際にカフェを訪れてくれるとか。作家のような文章は書けなくても、突き詰めていくと、自分にしか書けない視点で伝えることもできますからね。

――同じ想いのライターも多いと思います。

そうでしょうね。弊社には10名のライターが在籍しています。その中でも、とある女子大生のライターはどのメディアに行っても通用するレベルのライターにまで育ってくれて、これは私の成功体験にもなっています。もっといろんな人に、体系的に教えられたら、私の周りにいるライターはみんな幸せになれますよね。これからは、そこに注力していきたいと思っています。

――この地域のライターを取り巻く環境を、どうお考えですか?

東海地方は、ライターの働き場所が少ないんです。フリーライターとして仕事をするとなると、クラウドソーシングで単価の安い仕事を請け負うことも多いようで、せっかく書いた記事も名前を載せてもらえず、どのメディアに掲載されたかもわからない。名古屋で採用したライターも、クラウドソーシングで案件をこなしていた方に記事を書いてもらうと、結構いい文章を書いてくれるんですよ。すごくもったいないし、そのままだと成長する機会を損失することにもなりかねません。

「メディア」というからには、ジャーナリズムを求められるし、ライターのみなさんにもそんな目線で記事を書いて欲しいと思っています。それに、書くからにはそれなりの報酬をもらってほしいという思いもあって。会社自体を大きくしていくことも大事ですが、今いるライターにたくさん仕事を振れるようにするためにも、いろんな会社が記事の執筆依頼をしたくなるような場所にする必要もありますね。

――大学を卒業後も、名古屋で事業を継続する予定ですか?

そうですね。事業計画的には、1年半以内に自分がいなくても会社が回る状態にしたいと思っています。それが社長の仕事だと思っているので。そのあとは結婚したり子育てもしたいですし……。

――そんな計画があるんですね!

高校生くらいの時からずっと早く結婚したいなーって思ってるんですよね。特に相手はいないのですが(笑)。私の家族はとても仲が良いので、自分もそんな家庭をつくりたいし、家族や周りの人の幸せを考えるんです。普通に就職すれば、私たちの世代だと、結婚できるほど余裕のある給料をもらうのはなかなか難しいですよね。フリーランスや起業をすれば、自分が頑張った分稼げるし、その分結婚も子育てもすぐできます。そこに焦点を当てている部分もありますね。

そもそも、世の中に新しいサービスやプロダクトを創り出すことだけが「ベンチャー」ではなく、もっと可能性のあるものだと思っています。例えば、子育てしている人だけの会社があってもいいと思うし、働き方改革としての「ベンチャー」もあっていい。私の年齢で起業するとなると、若い年代の人しか集まりませんが、多様性を意識して採用しているので、今は18歳から57歳までのライターが所属しています。そんなベンチャーもあっていいですよね。

――毎日お忙しいかとは思いますが、何か趣味などはありますか?

『Nagoya Startup News』は趣味の延長線上でもあるので、仕事自体が趣味のようなものですね。それから、人があまり見ないような領域が結構好きで、例えば企業の決算資料やファイナンス、戦略を見るのが好きです。あとは世の中のマイノリティに興味があって、アンダーグラウンドにも惹かれます。ブログなどで調べて、ちょっと怪しいスポットに行くことも……(笑)。人にはやはり「知の欲求」があって、私はみんなが知らないことを知りたい、人生をかけて知りたいですね。

さいごに

これまで、「大学生起業家」といえば、キラキラもしくはギラギラしたイメージを持っていました。今回お話を伺ってみて、「家族や周りのみんなを幸せにしたい」そんな温かくて純粋な思いを抱いていることもわかりました。若目田さんには、これからの名古屋を引っ張っていってくれるような、そんな存在になってほしいですね。
記事を書いて欲しい方がいらっしゃいましたら、ぜひ若目田さんにご連絡を!

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1985年生まれ。兵庫県出身で、現在は知立市在住。放浪の人生を送った後、2016年に脱サラし、フリーランスライターになる。趣味は、自宅裏にある無駄に広大な畑を使用しての家庭菜園。
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